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上級登山者が必ず実行している遭難対策!絶対にやってはいけない肝に銘じる4つの無理とは?

遭難対策

山岳遭難でもっとも多いのは道迷いによる遭難です。

次いで、ケガにより行動ができなくなったことによる遭難です。

「低い山に登るから大丈夫。」
「人気の山で登山者がたくさんいるから大丈夫。」

初心者や初心者をちょっと卒業した方は、このように考える方が多いです。

ですが、高い山より低い山での遭難の方が意外と多いという事を知っていますか?

低い山は不明確な道が意外と多いです。山で作業をする人の通り道だったり、紛らわしい作業用のテープが木に付いている事があります。

このように低い山には迷う要素がたくさんあります。

ですが、一番の原因は低い山だからといって、登山をナメてしまう事です。

登山計画を立てずに、地図やコンパスも持参せずに入山する初心者が多いのも原因の一つです。

この記事では、そんな登山初心者でも遭難しないための対策「絶対にやってはいけない4つの無理」についてお伝えします。

自分の体力以上の無理をしない

体力以上

登山に慣れてくると、より達成感を求めて難易度の高い山に登りたくなります。

ですが、自分の体力にあった山を選ぶことをお勧めします。

自分の体力以上の無理をして、難易度の高い山に登ることで途中で体力が尽きてしまい、その結果ケガをする可能性があります。

「もっと登山時間を楽しみたい。」
「もっと難易度の高い山に挑戦してみたい。」

そのように思ったときに、一度落ち着いて自分の体力を見つめなおしましょう。

登山で遭難しない為の対策は、無理のない今の自分の体力にあった山選びをすることが重要です。

天気予報で無理をしない

悪天候

登山で遭難しない為の対策として、山の天候は超重要になります。

一人で登山をするのであれば、予定の変更や中止はすぐできます。

ですが、友人達と登山を予定しているときは無理をしがちです。

「雨が降りそう。」
「風が強そう。」
「本日は中止するべきか?」

という気持ちとは裏腹に、「友人たちと楽しい思い出を作りたい!」という気持ちにもなります。時々しか会えない友人であれば尚更です。

なので、天気が悪くても無理をして登山を決行してしまいがちです。

自分の中の登山スイッチがONになっている時はOFFにするのが難しいものですよね。

しかし、自分の気持ちをコントロールできなくなったら、一度、深呼吸をして落ち着きましょう。

6秒間深呼吸をする事で感情をコントロールしやすくなります。

感情をコントロールすることを「アンガーマネジメント」と言います。

元サッカー日本代表の前園真聖さんが、感情をコントロールする「6秒ルール」についてテレビで語っていました。

6秒ルールについて詳しくは、下記のサイトを参考にしてください。

 → アンガーマネジメント(6秒ルール)

前園真聖さんは怒りっぽい性格で、過去に色々問題を起こしてきたようですが、この「6秒ルール」を実践し感情をコントロールできるようになったと言っておりました。

今は問題を起こした事と「6秒ルール」をネタにテレビ番組でイジられてますよね。笑

前園真聖さんのサッカー選手時代の全盛期を知っている私にとっては、前園真聖さんがいじられている事自体が信じられない事ですが・・・

さぁ、6秒間深呼吸をして落ち着いてから、お天気サイトを2つ3つ確認してみましょう。

きっと冷静な判断ができるはずです。

下の記事では天気に関しても語っておりますので、ぜひ合わせてお読みください。

スマートフォンのバッテリーで無理をしない

スマホ

道迷いを防ぐためにもスマートフォンのGPS機能を活用しましょう。

登山アプリ「YAMAP」では、スマホのGPS を使って自分の現在地を確認する事ができます↓

YAMAP

YAMAP

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事前に登る山の地図をダウンロードすることで、登山中に自分の現在地を確認することができます。

仮に道に迷った時も正しい位置を確認する事ができます。

「この道であってるかなぁ?」

不安を感じた時点で、必ず先に進まずに来た道を戻り自分の位置を確認しましょう。

登山の遭難対策として大切なのは、休憩中や分岐点などで頻繁に自分の位置を確認する事です。

このように登山中でもスマートフォンは頻繁に使用します。

スマートフォンのバッテリーMAXで登山に行くことをお勧めします。

モバイルバッテリーも持参するようにしましょう!

下記のバッテリーは、値段もお手頃なうえ、小型で薄型、さらに懐中電灯の機能まであるのでアウトドアには持ってこいです♪

タイムスケジュールで無理をしない

標識

登山で遭難しない為の対策としてはタイムスケジュールも超重要です。

必ず登山前に日没時間は確認するようにしましょう。

日没になると山の中は真っ暗です。

真っ暗な山道をはヘッドライトを点けていても恐怖を感じます。

そして、次第に無意識のうちに早歩きになります。

早歩きになると、つまづいて足をひねったり、滑ってケガをし、下山できず遭難につながることもあります。

ですので、事前にしっかり登山計画を立てましょう!

また、登山中に予定よりもコースタイムがかかっている場合は登山を中止するという選択肢を持つよう心がけましょう。

登山の遭難対策とイメージトレーニング!

イメトレ

山での道迷いは小さい山・大きい山・有名な山といったすべての山で可能性があります。

その道迷いが遭難につながることが非常に多いです。

登山計画書を作成する際に、歩く道順、歩く時間をイメージする時間はものすごく大事です。

ぜひ、「絶対にやってはいけない4つの無理」をふまえた登山のイメージトレーニングは行うようにしましょう!

また、山での遭難対策に地図とコンパスは重要アイテムです。「YAMAP」だけに頼らず、登山の際は地図やコンパスも持参し地図を読めるように勉強しよう。

きっと、今以上に山を理解することができ、より楽しく、より安全な登山を楽しめます。

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