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意外と知らない寝袋の正しい洗い方!自宅で簡単にできるシュラフの洗濯方法

寝袋

キャンプは何より道具が大事。メンテナンスに余念がないという人も多いでしょう。

しかし、意外な盲点は寝袋。

撤収時に片付けて、そのままという人は結構いるようです。

しかし、寝袋は気温の変化から身を守り、しっかり眠れることで疲労回復にもつながる、実はとても大事な道具の一つ。

キャンプが終わった後、外に簡単に干すぐらいはするけれど、それ以上のお手入れ方法がわからないという声も少なくありません。

そこで今回は、寝袋の洗濯や洗い方について解説していきます。

寝袋は洗濯できるの?

洗濯機

そもそも寝袋は洗濯ができるのか疑問に思う人もいるでしょう。

寝袋は、他の繊維製品と同じように、基本的には洗濯が可能です。

ただし、種類によっては水洗いができないものがあります。

寝袋には衣服同様、洗濯表示のタグがついていますので、お手入れに迷ったら、まずそのタグを確認しましょう。

洗濯機が使用できないタイプの寝袋もありますので、その場合は、クリーニング店などに相談してみるのをおすすめします。

アウトドアショップのイベントで、寝袋のお手入れ相談を受けているところもあるので、買ったお店に相談するのもいいですね。

また、洗う前には寝袋をチェックして、ほころびがあれば補修をしてから洗うようにしてください。

素材別寝袋の洗い方

洗う

寝袋といっても素材は様々。

素材によって選択方法は違います。

ここでは代表的な素材による寝袋の洗い方をご紹介します。

ダウン素材

羽毛

中綿にダウンが入っている寝袋は、可能であればダウン専用の洗剤で手洗いしましょう。

ダウン専用の洗剤がない場合は中性洗剤が使えます。

ただ、洗濯用の中性洗剤の中には柔軟剤入りのものがあり、その場合はすすぎに時間がかかってしまうので注意してください。

手洗いはお風呂場を利用してぬるま湯を使いましょう。足を使った踏み洗いをすれば、力の弱い女性でも洗うことができます。

キルト部分の空気を外に出すように、しっかり踏み洗い、もしくは押し洗いをするのがポイント。

雑巾絞りのように絞ってしまうとダウンが傷んでしまうので、水気を切る時は洗濯機の脱水を利用するといいでしょう。

↓寝袋を洗ってみよう!洗濯機での洗い方はコチラ↓

 

化学繊維素材化学繊維

中綿が化学繊維の寝袋はほぼ洗濯機で丸洗いOKです。

しかし、必ず洗濯前に洗濯表示のタブは確認してください。

手洗い表示があれば、ダウン素材と同じようにふみ洗いもしくは押し洗いで洗うようにします。

冬用などで寝袋に厚みがあったり、寝袋の数が多くて家庭用の洗濯機で洗うのが大変な場合はコインランドリーの洗濯機が使えます。

↓寝袋を洗ってみよう!手洗いにチャレンジ↓

どのくらいの頻度で洗濯したらいい?

広げた寝袋

寝袋は毎日使うものではないので、どのくらいのペースで洗えばいいかわからないですよね。

寝袋の洗濯ペースは、目安として30~50回使用後と言われています。

キャンプの度に洗濯する必要はありませんが、子どもが飲み物などをこぼしてひどく汚れたり、臭いが気になってきたら洗濯をするようにしましょう。

また、しばらく使わない時期が続きそうなら、きれいに洗ってから保管するようにすれば、次に使うときに気持ちよく使えます。

乾燥機を使ってもいいの?

ドラム式洗濯機

水を含んだ寝袋の重量はかなりのもの。

マンションなどで外に干すのは、スペースもとるし、ちょっと不便ですよね。

乾燥機を使ってサッと乾かせると時短にもなります。

そこで出てくるのが「寝袋は乾燥機が使えるのか?」という疑問。

その答えは、乾燥機が使えるかどうかは素材によります

ダウン素材のものは乾燥機が使えます。

乾燥機は低温に設定をして乾かすようにしましょう。

乾燥機を使ってしっかり乾かすことで、ダウン特有のふっくら感が維持できます。

対して、化学繊維素材のものは乾燥機を使うと傷んでしまうので注意が必要です。

乾かすときは自然乾燥で、強い日差しを避けて風通しの良い所でしっかり広げて乾かしてください。

できれば、2~3日かけてじっくり干すと、寝袋の内側までしっかり乾かすことができます。

いずれも、乾かした後は撥水スプレーをかけておけば、次回使うときも安心ですね。

お手入れ楽ちん♪おすすめ寝袋

おすすめ寝袋

キャンプを楽しむためにも、できればお手入れの楽な寝袋が嬉しいですよね。

そこで、家庭の洗濯機で丸洗いできる、お手入れの楽な寝袋をご紹介しましょう。

〇LOGOS プレミアム ダウンコンフォート3

掛け布団・敷布団・インナーシュラフと分けることができ、インナーシュラフは洗濯機で丸洗いができますので、汚れがヒドくなければ通常のお手入れはインナーシュラフだけでOKです!

掛け布団と敷布団部分は手洗い可能なので、シーズンオフ前はしっかり洗って保管ができます。

 

〇Coleman(コールマン)パフォーマーIII/C5

生地と中綿が化学繊維のため、家庭用洗濯機で丸洗いできます。

同じモデルとサイズのものを連結させることができるので、家族で同じモデルでそろえて、まとめて洗って保管しておくことができますね。

正しいお手入れでいつでも気持ちのいいキャンプを!

シュラフ

ふかふかの寝袋に包まる瞬間は、キャンプで過ごす中で最も至福のひとときと言えます。

そんな至福なひとときをいつでも気持ちよく味わいたいもの。

正しいお手入れを知って、寝袋の快適感をいつでもキープしておきたいですよね。

毎日使うものではないからこそ、しっかりケアして品質を長持ちさせていきましょう。

道具の正しい手入れができてこそ、スマートキャンパーですよ!

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