大人数でのキャンプのご飯はどうやって炊くの?美味しくご飯を炊くための注意点とコツをわかりやすく解説します!
キャンプの醍醐味は何と言ってもごはん!
大人数でのキャンプならなおさらですね。
しかし、大人数のキャンプのご飯はどうやって炊いたらいいの・・・?
グッズも大人数には合いそうにない小さいものが目立ちますよね。
でも大丈夫!ポイントを押さえれば、大人数のご飯でもしっかり炊けるんです!
それでは今回は、大人数のキャンプでもご飯を楽に炊くことができるコツや、おすすめライスクッカーをご紹介していきます!
基本のご飯の炊き方
まず、基本のご飯の炊き方を確認していきましょう。
・熱源を選ぶ
熱源がないとご飯は炊けません。
キャンプでは焚火、炭、ガス、最近では固形燃料などを使うこともあります。
炊く量が多い大人数でのキャンプでは、火加減の調整の可能なガスが使いやすいです。
初心者でも使いやすい熱源を選びましょう。
・炊飯に必要な道具を選ぶ
キャンプでの炊飯で代表的なものは飯盒(ばんごう)です。
このほか、ライスクッカーと呼ばれる鍋類、メスティンも人気ですね。
大人数になると、量も多くなるので、容量の大きいライスクッカーが使いやすいでしょう。
・米と水
必要なお米と水の用意をしましょう。
お米1合を炊くのに必要な水は200mlが目安になります。
現地での調達は無理なので、事前に必要なお米と水を計量し、ビニール袋などに入れて持っていくと良いですね。
・吸水時間をとる
おいしいご飯を炊くためには、しっかり吸水時間をとることが大切です。
目安として、夏場は30分、冬は60分と言われています。
上記でお米と水の準備について触れていますが、時間に余裕があれば、事前に自宅で必要なお米の量を測り、洗米をして、吸水した状態で密封容器やお鍋に入れてキャンプに持っていけば、吸水時間にもなりますし、調理時間の短縮にもなります。
どうしても吸水時間の確保が難しい場合は、無洗米を使いましょう。
道具による炊飯の注意点
キャンプでご飯を炊くための道具はいくつかありますが、道具によってコツが変わってきます。
詳しく見ていきましょう。
・ライスクッカー
ステンレスやアルミなど、様々な種類を多くのキャンプ用品メーカーが出しています。
ライスクッカーは文字通りご飯を炊くための鍋になります。
コツは、沸騰するまで強火で一気に鍋の温度を上げること。
温度変化が大きいほど、お米がふっくら炊けます。
沸騰したら蓋をし、弱火にして15分ほど加熱した後、そのまま10分程度むらしましょう。
・飯盒
飯盒はもともと軍用の道具で、持ち運びがしやすい形状になります。
たくさんの量を一度に炊くことはできないので、複数の飯盒を持ち寄るという形になります。
内蓋と外蓋があり、内蓋はすりきりいっぱいでお米2合、外蓋はすりきり1杯で3合になるので、現地で計量が可能です。
コツは沸騰するまで弱火でゆっくり加熱することです。
沸騰したら強火にして、ふたに重しをして吹きこぼれを少なくします。
吹きこぼれが収まったら、再び弱火にして、お米が炊けるにおいがしたら火からおろしてさかさまにして蒸らします。
・土鍋
土鍋で炊いたご飯はおいしいとよく言われますよね。
キャンプに土鍋ももちろん大丈夫です。
持ち運びの時に割れないよう気を付けましょう。
炊き方はライスクッカーと同様、強火で沸騰させます。
弱火にした後、15分程度火にかけますが、蒸らす直前10秒ほど強火にすると、おこげを楽しむことができますよ♪
大人数のキャンプにはこれがおすすめ!ご飯がおいしく炊けるライスクッカー5選
それでは、大人数のキャンプでもおいしくご飯が炊ける道具をご紹介していきます☆
・ユニフレーム ライスクッカー
アルミニウム製でフッ素加工で、初心者でも失敗なくご飯が炊けます。
5合炊きがあるので、大人数のキャンプでも大活躍!
炊飯以外でも、もちろん普通のお料理にも使えます。
・ユニフレーム ダッチオーブン
キャンプギアの代表ともいえるダッチオーブンですが、炊飯もできます。
蓄熱性が高いので、炊き立てを長いこと楽しむことができます。
ただ、重量があるので、男性などある程度力がある人が使用するのが好ましいでしょう。
・コールマン アルミライスクッカー
アルミ製で計量、メモリ付きで使いやすいクッカーです。
取っ手とつまみの赤もポイントで、女性にも人気があります。
ノンスティック加工で、お米がこびりつきにくいので、お手入れも楽チンです♪
・キャプテンスタッグ 3層鋼 段付きライスクッカー
3層鋼のステンレス製で、熱効率が良いライスクッカーです。
ご飯がおいしく炊けるだけでなく、耐久性に優れているので、落としたりブツけたりしても、凹んだり壊れたりしにくいのが嬉しいところ。
強力なバーナーの火にも問題なく使えます。
・ロゴス 吊り土鍋
取っ手をフックに引っ掛けて、吊って調理ができる土鍋です。
昔話に出てきそうなフォルムが人気のポイント。
蓋がガラス製なので、ご飯が炊ける様子が見られるのも楽しいです。
土鍋なので、炊きあがりのご飯もふっくら♪
大人数キャンプのご飯炊きはどんとこい!
大人数のキャンプのご飯炊きは正直びびってしまいがちですが、準備さえしっかりすれば恐れることはありません。
恐れず、ドン!と構えることが、おいしいご飯を炊くための何よりの秘訣です。
大人数でもしっかりおいしくご飯が炊けると、キャンプはぐっと楽しいものになります。
人数や調理する人のレベルに合う最適な道具を選んで、おもいっきりキャンプを楽しんでください!
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