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登山する時って許可とか届出は必要なの?わくわくが止まらない♪計画書作成から登山は始まってるんです!

アイキャッチ

私は物事を安易に考えて失敗してしまうことが多々あります。

そんな私が登山を始めた頃に友人から

「登山を始めるには山岳協会などの許可は必要なの?」
「登山に行く前に届出は出してるの?」

と聞かれて「えっ!登山に許可って必要なの?届出って何?」と聞き返したのを覚えてます。笑

登山は登りたい時に登りたい山に登ることができます。誰でも気軽に始めることができる趣味です。

ですが、それに伴い登山の届出や登山計画書を知らない登山者が増えているのも事実です。

私も登山の許可、登山届出の意味も知らないまま登山を始めてしまった一人です…。

この記事では、登山の許可・届出の重要性と作成する楽しさについてお伝えします。

ホント?登山計画書はメンタル安定剤!?

登山メンタル2

実は、登山をするのに許可を得る必要はありません届出は任意となります。

一部の山域では事前の入山許可が必要なところもあります。

ですが、ほとんどの山は禁止区域以外は自由に登ることができます。

「登山の届出」とは「このような予定で山に入りますー」という内容を記載したものです。

「入山届」「登山計画書」とも言われます。

さらに、登山計画はメンタルの安定剤にもなります。

私が計画なしに登山をに行った時のメンタルボロボロ談をお伝えします。

私が初めて登った山は、629mの1時間くらいで登れる超初心者向けの山でした。

登山届は登山口でポストに入れたのですが、無計画で山に登り始めました。

もちろんペース配分なんか考えてませんので超早歩き。

まわりの登山者をどんどん追い抜いていきます。

中間地点くらいで息が上がり、膝を手で持ち上げて登っていきました。

それでも、フラフラになりながらどんどん登っていきます。

頂上よりも後ろの登山者をめちゃくちゃ意識していました。

抜かれまいと、さらにフラフラになりながら登っていきます。

恥ずかしいから一度抜いた登山者に抜かれたくなかったのです。

疲労も限界、目の視点も合いません。

もう、この時点で登山ではありませんよね。メンタルがボロボロです。

下山時も小鹿のように足が震えてますが、止まったら終わりだと思い一気に下山します。

今、過去を思い出しながら記事を書いていて悲しくなってきました…。

完全に山をナメてますよね。

一つ間違えていたらケガをしていたかもしれません。

周りの登山者にも迷惑をかけていたかもしれません。

このような経験をしないためにも、登山計画はしっかり立てる事で自分で予定したコースタイムを元に歩くことができますし、ペース配分が可能になります。

それに、他の登山者を変に意識することもなく登山を楽しむことができますので、登山計画書を作成することはメンタルを保つための安定剤になります。

この時間も楽しい!登山計画書の作成。

登山計画書

登山計画書の作成は、登山の魅力の一つと言っても過言ではありません。

前文のような経験をした私も、今は登山計画書を作るという事が登山というアクティビティの一つとなっています。

週末に向け平日の中頃から徐々に登山計画を立てていきます。

そこで、私の登山前のルーティーンをお伝えします。

目的の山を決める

山を決める

登山ガイド「新・分県登山ガイド」で登ってみたい山をリストアップ。

リストアップした山をひたすらSNS、YouTubeで検索!登ってみたい山を探します。

「新・分県登山ガイド」は各都道府県の山を見開き単位で紹介したガイドブックになります。

コース難易度(体力度・危険度)歩行時間・歩行距離・標高ものっており初心者には見やすいガイドブックになっているのでおススメです。

 

天気を調べる

天気

「てんきとくらす」で山の天気を調べます。

「てんきとくらす」は山頂付近の天気情報も提供されてますので、行きたい山に登った時の気象状況に関する情報を得ることができます。

さらに「てんきとくらす」は、登山をするための快適さを示す「登山指数」もA~Cのレベルで示しているので非常に登山に適してます。

 → てんきとくらす

スーパーウェザーコンピューターで雲の動きも確認する人もいます。

 → スーパーウェザー

それくらい、山の天気は登山には重要になってきます。

ここで、登山だけではなく、天気までもナメていた私の体験をお伝えします。

徒歩時間4時間ほどの登山に行った時の話になります。

天気予報では50%の雨予報。

残りの50%は晴れだから大丈夫!登山を決意。

しかし、結果はスコール並みの強い雨。

雨具を用意している最中にずぶ寝れ。

雨にうたれているのか、滝に打たれているのか、修行中なのか…。

完全に心が折れてしまい頂上まで行かずに下山…。

しっかり天気予報を確認して、妥協のない登山計画を立てることをお勧めします。

 

山の難易度

難易度2

登山アプリ「YAMAP」で目的の山を検索。

「YAMAP 」にはたくさんの登山者が活動データをUPしております。

ほかの登山者の活動データを確認しながら、コースタイム等を確認していきます。

YAMAP

YAMAP

YAMAP INC.無料posted withアプリーチ

 

登山当日のスケジューリングを作成

スケジュール

登山アプリ「YAMAP 」でコースタイムを確認しながら、自分に置き換えていきます。

下山予定時間から逆算し登山の開始時間・登山口への到着時間・朝起きる時間を確認。

自分に合ったスケジューリングをしていきます。

登山計画書を提出

提出

ここまで来たら、計画書作成に使用した登山アプリ「YAMAP」で登山計画書を提出しましょう。

念のため、家族にも共有。

これで事前の登山計画は完璧です。

登山計画書の二つの目的

ラスト

登山計画書には二つの目的があります。

・緊急時の捜索活動をスムーズにするため
・無計画登山を防止し、しっかりとした行動計画を立てるため

登山は計画に基づいて歩いて行くことが大事です。

休憩を忘れ、ペース配分ができずに体力を奪われることでケガや事故につながります。

計画を立てずに歩くことで時間が遅くなり、日没を迎え遭難してしまう恐れがあります。

ケガや事故遭難を防ぐためにも登山計画をしっかり立てましょう。

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