ポータブル電源のキャンプ用おすすめランキング1位を各ジャンル別に発表!選び方はココに注目!
4月上旬からゴールデンウィークにかけての春キャンプや、今年は秋・冬キャンプにも挑戦してみたいと考えてはいませんか?
車中泊の場合、暖房器具はもちろん、夏は小さな冷蔵庫も使えるとうれしいですよね。
そんなときに必須となるおすすめアイテムがポータブル電源!
しかし、ポータブル電源といっても数が多すぎるため、本当におすすめの商品はどれなの?と悩み、結局買わずキャンプに行かないなんてことも…。
私も、ポータブル電源を買うまでは夏のキャンプにしか行っていませんでしたが、今では春や秋にも軽い気持ちでキャンプに行っています♪
本記事では、キャンプや車中泊で使うポータブル電源の選び方やおすすめを紹介しますので、あなたに合った商品を見つけられると幸いです。
ポータブル電源をキャンプで使うときの選び方
ポータブル電源をキャンプへ持っていきたいから購入しようと思っても、たくさんの種類があるのでわからなくなってしまいますよね。
あなたが使いたいのは、春や秋、冬に使う電気毛布などの暖房器具ですか?
それとも、車中泊で使う小さな冷蔵庫や電気ケトルでしょうか?
まずは、ポータブル電源の選び方を紹介していきます!
◆バッテリーの容量
せっかくポータブル電源を買ったのに、少し使っただけでバッテリーが切れてしまったとなるとせっかくのキャンプが台無し!
まずは、ポータブル電源のバッテリー容量を確認しましょう。
ポータブル電源の容量はwh(ワットアワー/1時間での消費電力)を見ると把握できます。
まずは、電気毛布(消費電力30W)を5時間使用する目的でポータブル電源を購入したいとします。
例えば、電気毛布(w/30W)×5(h/時間)=150whが必要となるのです。
次に電気毛布(30W)と、小型冷蔵庫(50W)を同時に同じ時間使用したいと考える場合も考えてみましょう。
小型冷蔵庫(w/50W)×5(h/時間)=250wh
この2台を5時間使用するときは150wh+250wh=400wh以上のポータブル電源が必要となります。しかし、上記の目的で400whのポータブル電源を購入した時の注意点が2つあります。
・400whのポータブル電源に500Wの電化製品は使用不可
・400whのポータブル電源の実際に使用できる容量は400whではない
400whのポータブル電源で500Wの電化製品は全く機能しません。
1つでも消費電力の大きい電化製品を使用したい場合は、容量を合わせると良いですね!
2つ目は、400whのポータブル電源であっても実際に使用できる容量は400whではないことです。
実際に使用できる容量はDC-AC変換効率によって変わります。平均的に、ポータブル電源のDC-AC変換効率は80%ほどになっているので、80%として計算してみますね。
すると、400wh×0.8=320whとなるので、実際に使える容量は320whとなるのです!
ポータブル電源の購入を考えるときは、あなたがキャンプや車中泊に持っていきたい電化製品の消費電力と使用したい時間を調べてみてください♪
その容量より、大きいwhのポータブル電源を購入することがおすすめですよ。
◆AC出力の波形をチェック
次に確認する点は、AC出力の波型です。
種類は「純正弦波」「修正正弦波(疑似正弦波)」「矩形波」に分かれています。
一般的に使われている家電や、電子機器は純正弦波の使用を前提に設計されていますので、修正正弦波や矩形波で使用してしまうと、故障の原因になります。
ポータブル電源にはたくさんの種類があり、価格もピンからキリまであるので安価な商品を選びたくなってしまいますよね。
安価なポータブル電源には、修正正弦波や矩形波が使われている可能性が高いので要注意です!
価格的に違いは出ますが、少し価格を上げることで安全に使用することができるのでAC出力の波型は純正弦波を選ぶことをおすすめします。
◆周波数の選び方
周波数が50Hzや60Hzと書いてあるけど、一体何のことだか気になりますよね。
実は、周波数はお住まいの地域によって変わってしまうのです。
東日本であれば50Hz、西日本では60Hzとなっております。
日本製の電化製品であれば、上記の周波数にほとんど対応しているのでご安心ください♪
気になる場合は、ヘルツフリーの電化製品を使うようにするだけでOKです。
しかし、海外製の電化製品を使用する場合、電圧や周波数が対応していないことがありますので、必ずチェックすることをお忘れなく!
◆その他の機能
容量や波形に周波数など、購入するときにチェックするべきことを紹介しました。
ポータブル電源をキャンプの目的以外に、災害用としても備えておきたいという場合についていると嬉しい機能があるので注目です!
・ソーラーパネルセット
・防水や防塵機能
・ライト機能
ソーラーパネルがあると、災害時でも太陽光で充電することができるのでとても便利です!
キャンプで連泊する場合にも太陽光で充電できると、容量が足りなくなる不安も軽減されますよね。
防水や防塵機能もついていると、キャンプで急な雨や釣りに行くときも活躍しますよ。
なので、万が一の災害に備えるということなら防水や防塵機能はあると嬉しいといえます。
ライトも同様です。
災害時にも明かりがつくだけで気持ちは大きく違いますよね。充電式のランタンがある場合は必須機能ではありませんが、ライトはあって迷惑になる機能ではないと思います♪
ポータブル電源キャンプ用のおすすめ1位を発表
容量や波形、周波数を理解しても結局どれを購入したらいいのかわからない!というあなたに、私個人の判断でランキングを作りました♪
今回は、車中泊・ソロキャンプ・ファミリーキャンプでそれぞれ1位を決めましたので、ポータブル電源に迷っているあなたの参考になれば幸いです。
◆車中泊には400~500wh
車中泊では、ライトや小型冷蔵庫、電気毛布など使用したいですよね。
小型炊飯器を使い、ご飯を炊くよりも1人であればメスティンと固形燃料で簡単に炊くことができますよ!そんな、車中泊に持っていくポータブル電源1位は「ジャクリ400」です。
・容量 400wh
・最大電力 200W
・重量 4.1㎏
・サイズ 23×13.5×16
・周波数 50Hz
・波形 純正弦波
以上が特徴となっております。
大きさが小さいので、車中泊のために車に積んでも場所をとりません。
ジャクリは、純正弦波を使用していることや電気用品安全法検査合格済みの製品のため、安全性がとても高いところも嬉しいポイント。
しかし、最大電力が200Wまでとなっているため、200W以上電力がかかる電化製品は使えませんので注意してくださいね。
◆ソロキャンプには500~700wh
ソロキャンプなど少人数でキャンプへ行くこともよくありますよね。
ソロキャンプの場合も、小型冷蔵庫や電気毛布が使えるととっても便利です。
そして、最近人気のお座敷スタイルでは寒くなってくるとホットカーペットを敷くことがあります。
ホットカーペットは、一見電気毛布と同じように思いますが、消費電力が全然違うので使おうと思っている場合は要注意!
30whしか使わない電気毛布に対して、ホットカーペットは200whも消費します。それを踏まえて、ソロキャンプや少人数のキャンプ1位のポータブル電源は「JVC BN-RB62-C」です!
・容量 626wh
・最大電力 1000W
・重量 6.5㎏
・サイズ 30×19.2×19.3
・周波数 60Hz
・波形 純正弦波
これまで、容量を超える電力の電化製品は使えないとお伝えしましたが、こちらのポータブル電源は最大電力が1000Wまでとなっています♪
私もこのポータブル電源を1つ持っていますが、液晶に残りの容量が書いてあるのでとても見やすく、持ち手が収納できるので上に荷物を置くことができるところも気に入ってます!
◆ファミリーキャンプや災害時用には1000w以上
ファミリーキャンプでは電気毛布も1枚では足りないし、安全に小型炊飯器やホットヒーターでご飯を作りたいときもありますよね。
ソロキャンプと違い、子供の安全を考えつつ自然の中でおいしいご飯を食べる経験がファミリーキャンプで重要なこととも言えます。
キャンプへ行くのなら楽しい経験になってほしいので、ポータブル電源の容量は大きく、快適なキャンプを楽しめるようにしましょう♪
そんな、ファミリーキャンプで使うポータブル電源1位は「EcoFlow EFDELTA」の大容量ポータブル電源があると安心です!
・容量 1260wh
・最大電力 1600W
・重量 14㎏
・サイズ 27×40×21
・周波数 50Hz/60Hz
・波形 純正弦波
ここまでの大容量ですと、ファミリーキャンプはもちろん、災害時用に1つあるだけで電気の供給が余裕でできてしまいます!
周波数は、50Hzと60Hzで選択が可能となっているところも便利ですよね。
ただ、重量が14㎏もあるので女性が運ぶのは大変かもしれません。
こちらのポータブル電源は、別売りでソーラーパネルも販売しておりますので災害時用にも使用する場合は常時しておくと、さらに安心です!
ポータブル電源をキャンプで活用すると快適度爆上がり⤴︎
キャンプにポータブル電源を持っていくなんて邪道だ!という声もチラホラ耳にしますよね。
もちろん、何もない自然の中で火をおこし、非日常を味わいたいというキャンパーもとっても素敵だと思います。
しかし、住んでいる地域やお子さんがいるなどの環境によりポータブル電源を活用すると快適に過ごすことができます。
「でもキャンプに行くのは年に数回だから…。」
「結構なお値段なのでわざわざ買うのは…。」
と思ったそこのあなた!大丈夫です。ポータブル電源はレンタル可能です。
レンタルについては下記で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
私は、キャンプで大切なことは、あなたやあなたと一緒に行く人が「楽しかった」という気持ちになることだと思います。活用できるものはどんどん活用して、あなたのキャンプを満喫してくださいね♪
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